三菱電機インフォメーションシステムズとジェイ・アイ・エムが金融業界向けバックオフィスBPOで業務提携
2018年03月29日
三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社(本社:東京都港区、取締役社長:牧野 友明、以下 MDIS)と、企業向け文書情報管理業務及びバックオフィスBPO(※1)業務を行う株式会社ジェイ・アイ・エム(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:橋本 貴史、以下 JIM)は、このたび、金融業界向けに先進のITを活用したバックオフィスBPOサービスを共同で提供するための業務提携を締結いたしましたのでお知らせいたします。
業務提携の目的
昨今、金融業界各社が構造改革計画に従い業務削減や業務効率化を進めていく上で、AI(※2)やRPA(※3)を始めとする先進技術を活用した業務効率化と、業務自体のアウトソーシングを一体の施策として推進することが必要との認識が高まっております。
このようなニーズにお応えしていくため、AIやRPAをはじめとする先進のIT技術を持ち、コンサルティングから設計、構築、保守、運用までワンストップでサービスを提供しているMDISと、金融庁のガイドラインに準拠した高セキュリティ環境の下で、文書の電子化、ペーパーレス化、マイナンバー対応、e文書法(※4)対応等、金融業界向けバックオフィスBPOサービスに強みを持つJIMが業務提携しました。
両社の提携により今後、先進のITを活用したバックオフィスBPOサービスを、金融業界向けに、高品質かつ低価格で提供していきます。
業務提携の内容
- 金融業界向け先進ITを適用したバックオフィスBPOサービスの販売強化
- お客様所有の文書情報管理、拠点移転に伴う文書取り扱い等のコンサルティング
- RPA、AI、e文書法対応ツール等の事務効率化・品質向上ソリューションの販売協力
今後の展開
バックオフィスBPOサービスに対する研究開発技術の適用等、MDISとJIMは共同で最先端技術を活用した高品質、高生産性を実現する新たなサービス開発を構想しています。
MDISは本取り組みを含むバックオフィスBPOサービス全体で、2023年に10億円の売上を目指します。
- (※1)BPO(Business Process Outsourcing):
- 業務の社外委託。中核業務への経営資源集中などが主な目的
- (※2)AI(Artificial Intelligence):
- 人工知能
- (※3)RPA(Robotic Process Automation):
- ソフトウエアロボット
- (※4)e文書法:
- 民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律