電子署名サーバモジュール
MistyGuard<SignedPDF Server>PureJAVA版
高度なセキュリティ確保を要求される電子文書の署名・検証処理を自動的に行います。
電子署名サーバモジュール MistyGuard<SignedPDF Server>PureJAVA版は、高度なセキュリティ確保を要求される電子文書の署名・検証処理を自動的に行います。JavaのAPIを提供し、簡単に自動電子署名、自動電子署名検証機能をPDF帳票システムやWebシステムに追加できます。
また、長期署名用のJava APIを使用して、容易に長期署名の国際標準規格(PAdES)に準拠した長期署名延長が行えます。
特長
自動電子署名
- 高速な電子署名
- PDFファイルに対して自動電子署名を高速に行います。大量文書へのバッチ処理や、オンデマンド帳票生成時に利用できます。
- タイムスタンプの付与
- ES形式署名に対するタイムスタンプの付与(PAdES-T)に加え、署名がされていないPDFに対するドキュメントタイムスタンプを付与することができます(PAdES-DT)。
- 複数証明書管理
- 電子証明書は最大99枚まで同一サーバー上で取扱うことができます。これにより、業務アプリケーションごとに電子証明書を使い分ける場合や、ASPサービスなどへのご利用が可能になります。
- 可視署名に対応
- 不可視署名だけでなく、日本の商習慣に馴染んだ印影イメージやロゴを利用した可視署名にも対応しています。法的有効性に差異はありません。
- 各種電子証明書に対応
- 業界標準インターフェースに準拠しており、様々な電子証明書をご利用いただけます。ネットワークを経由したHSM(ハードウェアセキュリティモジュール)の署名サービスに対応しています。Webクライアントをとおして、クライアントPCに格納されている証明書で署名を行うことも可能です。
- フォルダ監視サービスによる自動電子署名付与(オプション)
- フォルダを監視するサービスが対象フォルダに保管された文書を検知し、自動的に署名を行います。
インストーラや設定ツールを使って簡単にセットアップが可能です。
※この機能はWindowsのみ対応しております。
自動電子署名検証
- 一括検証
- より高度な技術が必要となる電子署名検証を自動的に行うため、一括検証が可能です。また、長期署名済みPDF電子文書の一括検証も可能となります。
- 電子証明書の有効性検証
- 電子証明書の有効性検証が可能です。ただし、認証局のサービスにおいてはカスタマイズが必要になる場合があります。
長期署名延長
- 国際規格「PAdES」に準拠した長期署名
- 欧州電気通信標準化機構(ETSI)のETSI TS 102 778として公開されている、長期署名の国際規格である PAdES(PDF Advanced Electronic Signatures)に準拠した長期署名が可能です。
- 長期に渡って電子文書の有効性(真正性)の確保が可能
- 有効期限の延長が可能なPAdES LTV(Long Term Validation)に対応しており、PDF電子文書内に署名検証に必要な証明書、失効情報を持たせることができるため、10年を超えるPDF電子文書の有効性(真正性)を確保することが可能です。
多彩なプラットフォーム
- Windows、OralceJava以外のプラットフォームにも対応
- Pure Javaインターフェースのため、多彩なプラットフォーム(Windows、Linux)に対応しています。
また、OpenJDKにも対応しています。
- 輸出管理における注意事項:
- 本製品は外国為替及び外国貿易法で規制される貨物・技術に該当します。本製品を輸出(日本国外への持ち出しおよび非居住者へ技術を提供する場合を含む)する場合は、同法にしたがい日本政府の輸出許可または役務取引許可が必要です。