オフィスも在宅も対応
ディーリングフォンシステム
ディーリングフォンシステムは、ディーリング業務に特化したシステムです。
ハード(電話機)・ソフトタレットで最適なソリューションを提供します。
ディーリングフォンシステム「Unigy」は、世界トップシェアを誇るIPC社の新製品であり、これまでIPC社が業界を先行して培ったVoIP技術を活かし、高い信頼性と音声品質さらには多様な拡張性を有した、将来性のある最先端のシステムです。
ハード(電話機)タレットのIQ/MAX Touchおよび在宅に最適なPCソフトタレットSoft Clientでディーリング業務をサポートします。
BCP対応のシステム構成も安価に容易に構築することが可能です。

信頼のサーバー型システム「Unigy」
Unigyは、サーバー型システムです。制御部分の構成は、CCM、Media Manager、Media Gatewayの3種類のサーバーから構成されるシンプルなアーキテクチャとなっています。各機能をそれぞれのサーバーに分散させることで信頼性を向上させます。

機器名 | 概要 |
---|---|
CCM | ディーリングフォンの呼制御およびユーザーデータ、アプリケーションを管理するサーバー |
Media Manager | 通話のブリッジを行うブリッジサーバー(会議通話、回線割り込み制御など) |
Media Gateway | 回線を収容するボイスゲートウェイ 収容可能回線:ダイヤルトーン回線(ISDN/ QSIG/アナログ)及び、専用線(E1/T1/アナログ4W, MRD, ARD, DCS) |
ディーリングフォン端末
(1)IQ/MAX Touch
IQ/MAX Touchは、UNIGYプラットフォーム上で音声&先鋭的機能を提供する、セキュアで拡張性に優れた新しいタイプの通信デバイスです。IQ/MAXの基本機能は踏襲し、直感的タッチスクリーンGUIにより使い勝手のよさを高め、新しいアプリケーションの提供を容易にしてユーザーの生産性向上を実現します。


- インテリジェントインターフェイス
- 回線捕捉と同時に次動作(ハンズフリー、左右ハンドセット切替、マイクミュート、ボリューム、秘話通話など)のボタンが自動的にポップアップされ、キーを捜す手間が省けます。

特長
- 直感的操作が可能なユーザーインターフェース
- セキュア&法令遵守のコミュニケーション
- 日本語を含む11か国語対応
- エンドユーザー、IT、セキュリティ、コンプライアンスそれぞれの部門へ付加価値の高いサービスを提供
- スナップショット機能(スクリーンレイアウトのカスタマイズ&メモリ)
- ソフトQWERTYキーボードで日本語にも対応
- 32 スピーカーチャネル
- スーパーワイドバンドオーディオ
- Bluetooth、 USBポート
- PoE+(IEEE 802.3at)
- 音声専用線を利用した取引先(社外)との迅速な接続
- 瞬時に個人もしくは特定グループのタレットへのインターコム一斉同報(インターコム放送)が可能であり、スピーディーな情報伝達が可能
- 通話中の回線にワンタッチで通話割込みを行うことが可能
- ディーリングフォン同士で利用できるハンズフリーインターコム機能を搭載(ハンドセット通話と同時利用可能)
- バーチャルスピーカー機能、直前の音声聞き直し機能を搭載
インターコム適用例
一斉同報のイメージ

一斉同報からの応答イメージ

動画紹介
(2)Pulse
ディーリングフォンと共存で利用可能なインターコムやオープンボイスに特化した端末です。

特長
- タッチスクリーンデバイスとなっており、同報機能と最大8チャネルのオープンボイスを設定可能
- インターコムディレクトリ機能(インターコムの電話帳)を利用可能
適用例:Pulseを使ったフート/一斉放送

(3)ソフトタレット(在宅ディーリングフォン)
ソフトタレット「Unigy Soft Client」をパソコンにインストールすることで、自宅でのディーリング業務が可能となります。
事務所のディーリングフォンで使用している内線・外線、音声専用線を、電話番号はそのままで、自宅で利用できます。
コロナ禍や"新しい働き方"における出勤/在宅の選択制、シフト制などにも柔軟に対応。万が一の災害発生時にも備えたBCPソリューションとしても最適です。
※ディーリングフォンシステム「Unigy」の環境下でのみ、利用可能です。
導入事例
大手金融機関様他への導入事例がございます。
銀行 | 証券 | 生保 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
A銀行 | B銀行 | C銀行 | D銀行 | E信託銀行 | A証券 | B証券 | C証券 | A生保 | B生保 | |
導入台数 | 約450台 | 約430台 | 約40台 | 約30台 | 約20台 | 約360台 | 約10台 | 約5台 | 約35台 | 約20台 |
システムイメージ(災害対策)
通常運用時はフロントルームのディーリングフォンよりデータセンターへ接続し、運用を行います。
ディーリングフォンが使用できなくなった場合は、リモートオフィスに設置されているタレットや他支店/自宅からソフトタレットでアクセスし、業務の継続が可能です。

システムイメージ(CUCM連携)
Unigyをデータセンターに設置しCUCMとSIPにて接続することで、拠点に設置したタレットからCUCM経由での外線発着信が可能です。
また、データセンターに設置したボイスレコーダーで通話録音も可能です。
※その他、AvayaやNECのPBXとも連携が可能です。

IPCディーリングフォンは、アイピーシー・インフォメーション・システムズ社の製品です。
CUCM(Cisco Unified Communication
Manager)は、シスコシステムズ合同会社の製品です。