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設備搬入のための現地調査の効率を向上させた方法とは

三菱電機プラントエンジニアリング株式会社は、発電所や工場などの大規模な設計・施工から商業施設やオフィスといった身近な場所の電気工事まで手掛けおり、持続可能な社会に貢献する重要な役割を担っています。
iPhoneだけで手軽に3DスキャンができるRulerlessを導入したことで、業務の効率化に加え、新たな気づきも得られたようです。

三菱電機プラントエンジニアリング株式会社 九州本部 社会システム技術部

Rulerlessを導入する前はどのような作業をしていましたか?

部署によって様々ですが、今回は受変電設備が設置されている電気室の工事について取り上げてみましょう。
設備搬入をする際、現場で写真を撮りながら、、距離測定器やメジャーで計測が必要な個所をひとつずつ測っていきます。部屋の縦幅や横幅、高さだけでなく扉や設置物の大きさ・段差や搬送ルートなど様々な計測が必要です。

計測をし忘れた箇所がありもう一度現場に測りに行くといったこともあり大変でした。

どのようなときにRulerlessを利用して良かったと感じますか?

やはり現場の3Dモデルをいつでも見返せることですかね。測り忘れがあって現場にまた測りに行くといったこともなくなりました。また、現場では主要寸法のみを実測し帰社してから実測値を基に他の箇所を測るということもできるので時間の融通も利くようになりました。

あとは、3D空間として可視化できるので、現場に行ったことが無い人にも具体的なイメージを共有できることですね。これまで図面や写真だけで施工概要を説明していたんですが、Rulerlessの3Dモデル上で立体的に位置関係を把握しながら説明できるようになりました。おかげで現場に行っていないメンバーでも現場に対する理解度がぐっと高まり認識齟齬が減ったり、現場責任者が理解を深めたうえで現場に乗り込めるので業務効率化に繋がったと感じています。

それに「○○の長さは大丈夫なのか?」といった指摘が出てもその場で3Dモデル上の長さを測りながら説明できるので助かっていますよ。

他にはどのような使い方ができそうとお考えですか?

新たに実装された3Dモデルの合成機能を使って、設備の追加シミュレーションとしても利用してみたいです。
例えば設備を追加で置けるか検討したいときには現場3Dモデル上に設備3Dモデルを配置してみて...といったシミュレーションができそうですよね。その他にも複数の3Dモデルを繋ぎ合わせることでひとつの大きな3Dモデルとして見るといった使い方も考えられます。

他の本部でも同じような業務を行っているため使えるのではないかと思い紹介したところ、そちらでも導入が決まったようです。現地調査におけるニーズは確かにあると感じますし、こうしたツールを使って社内の業務をどんどん効率化していきたいですね。

最後に

世の中の業務によっては数mmの誤差も許容できないケースもあるでしょう。ただ、我々の使い方に関しては今の精度でも十分であり、それ以上に「現場そのままを手軽に共有できる」メリットの方が大きい、そこに価値を感じているのです。
さらに用途を広げられるよう今後拡張していくRulerlessの新機能にも期待しています。

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