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IoTデバイス、FA機器とSAPシステムを連携する

バックグラウンドで動作するMALSY

「MALSY for IoT」は、MALSYの機能をバックグラウンドで動作するようにしたコンソールアプリケーション、およびWindowsサービスのオプション製品です。
「MALSY for IoT」は従来のMALSYのようにExcel、SAP GUI for Windowsを必要としませんので、サーバコンピュータ上で動かすことが可能です。入力データには既存のMALSYファイル(Excelファイル)がそのまま利用できるだけでなく、CSVやタブ区切りファイルなどのテキストファイルも読み取ってSAPシステムにデータを登録することができます。もちろん、SAPクエリを呼び出し、抽出したデータをExcelファイルやテキストファイルに出力することも可能です。

MALSY for IoTのシステム構成
MALSY for IoTのシステム構成

MALSY for IoTをコマンドプロンプトから実行している様子
MALSY for IoTをコマンドプロンプトから実行している様子

起動はコマンドプロンプトから、またはWindowsサービスとして常駐

MALSY for IoTの実行方法は2種類あります。

①コマンドプロンプトから起動
コマンドプロンプトから起動
MALSY for IoTをコマンドプロンプトから、コンソールアプリケーションとして起動します。
処理するデータファイルは起動時の引数で指定できます。
  • MALSYをバッチプログラムとして、またはバックグランドで実行することができます。MALSYを夜間バッチ処理や、定時起動のバッチプログラムに組み込んで実行することが可能です。
  • プログラムは実行後、「戻り値」を返します。ジョブコントローラーから実行すれば、分岐処理など戻り値による後続処理の制御が行えます。
処理するデータファイルを指定したい場合、バッチ処理でMALSY for IoTを動かしたい場合に適しています。
②Windowsサービスとして、PC・サーバに常駐
Windowsサービスとして、PC・サーバに常駐
MALSY for IoTがWindowsサービスとしてコンピュータに常駐します。
指定したフォルダやMQTT通信をリアルタイムに監視し、データが到着すると処理を開始します。
  • ファイルの到着やMQTT通信の受信データを監視し、データの到着を検知して処理を開始します。
    監視フォルダやMQTT通信のトピックは、複数指定が可能です。
  • FA機器など様々な設備やデバイスから送られてくるデータを、リアルタイムに、SAPシステムに登録することができます。
配信データをリアルタイムに処理したい場合、MQTTのデータを処理したい場合に適しています。

Edgecrossに対応 工場IoTを促進

MALSY for IoTはEdgecrossコンソーシアムの認定製品です。MALSY for IoTはEdgecross基本ソフトウェアから配信されるデータをMQTT通信経由で受信し、SAPシステムに登録します。PLCなどのFA機器やIoTデバイスから出力されるデータを、MALSY for IoTはノーコード且つリアルタイムにSAPシステムに登録します。
MALSY for IoTは生産設備と基幹系システムとのリアルタイム連携を可能にします。生産現場の事象が経営(システム)側に迅速に伝われば、経営の意思決定・スピードが加速します。

生産設備と基幹系システムとのリアルタイム連携

当社は一般社団法人Edgecrossコンソーシアムの会員企業です。

MALSY for IoTはEdgecross対応の認定製品です。

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